昭和学報

世の中の気付かないバイアスに気付くこと – アンコンシャス・バイアスについて

記者:U.R
会計ファイナンス学科 趣味は映画鑑賞
 7月中旬、グローバルビジネス学部の「女性のキャリア形成とビジネス」という授業で「アンコンシャス・バイアス」について学びました。あまりなじみのない言葉ですが、意味を知りその言葉に関係する様々な背景を学んだことで社会に対する視野が広がりました。
 オンラインと対面を併用してグローバルビジネス学部の1年生全員、そして同学部の一部の3年生と4年生の先輩方を交えての授業でした。身近に潜むアンコンシャス・バイアスについて説明してくれました。
 アンコンシャス・バイアスとは簡単に言い表すと無意識のバイアスのことです。私たちが勝手に当たり前だと思い込んでいる事柄が社会にたくさん存在しているのです。無意識のバイアスと言われてもすぐに理解することは難しいと思うので、授業で学んだことを元に具体例を提示します。
 授業では日常に浸透している無意識のバイアスについてオンライン上で同級生と意見を交わしました。例えば、お姫様というとどのようなイメージを持つかというテーマがあり、みんな似たような意見を持っていました。おしとやかである、また誰にでも優しいというような意見が多かったです。
 こうした意見がたくさん寄せられたことにより、世の中のお姫様の持つイメージがほぼ同じであること、それを不思議に思わなかったことに気付かされました。さらに、このことを踏まえて、社会に存在している様々な事柄は付随しているイメージ自体が当たり前に思われていると疑問にすら感じないということにも気付きました。この世に存在している事柄に絶対はなく、物事を多角的な方面から観察することが大切であると感じました。
 自身の体験として幼いころに小学校の先生から「女の子なんだから言葉遣いに気を付けなさい」と言われたことがあります。当時は不思議に思いませんでしたが、成長するにつれて女の子だからといった理由で使う言葉を注意されることは妙だと気付きました。似たようなことは女性だけでなく、男性も経験したことがあると思います。「男の子なんだから泣くな」と言われている同級生を見たことがあります。当時は何も思いませんでしたが、今回、この体験がアンコンシャス・バイアスに当てはまるということに気付くことができました。
 アンコンシャス・バイアスを理解することは簡単なことではありませんが、授業で学んだことで無意識のバイアスが多く存在していることを知ることができました。また、気付くことの難しいバイアスに目を向けることの重要さも感じました。これから生きていく上で様々なバイアスに遭遇することもあると思いますが、その時にどうするかは自分次第だと思います。

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