昭和学報

テンプル大学ジャパンキャンパス「単位互換プログラム」参加体験を聞く【動画公開中】

髙橋未優
国際学科。学報委員長。好きなことは自然の中で過ごすこと。

 
昭和女子大学の西キャンパスに2019年9月、米国ペンシルベニア州立テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)が移転してきました。同じキャンパス内にあるTUJとの間には、互いの大学の単位を認定しあう「単位互換プログラム」があります。この制度を利用し、「認定留学生」(2020年秋学期)と「科目等履修単位互換学生」(2021年春学期)としてTUJで学んだ国際学科G.Kさんに話を聞きました。

Q. なぜTUJの単位互換プログラムを選んだ?

A. 参加理由は大きく2つあります。1つは限られた留学プログラムの中で、TUJのプログラムは自分で学びたい科目を選ぶことができるからです。加えて、TUJでは日本語を全く使用しない環境で学べるため、選びました。
 

Q. 何を履修したのか

A. 履修した科目は英語(英語での論文の書き方を学ぶ授業)、現代世界史、音楽史、ミクロ経済学、グローバリゼーションと発展に関する授業の5科目です。
 

Q. 日本の大学とテンプル大学の違いはどんなところか?

A. 大きく2つあります。
まず1つ目は、多様性を受け入れる雰囲気や仕組みがある点です。例えば、シラバスには、「多様性を無視したような行為があれば科目を履修できなくなる」という趣旨が記載されていました。さまざまな背景をもった人々がいるからこそ、ルールがしっかりと明示されているのだと思います。また、学生向けポータルサイトには、学生が執筆した性的少数派や人種差別に関する記事が掲載されていて、興味深く読みました。このような点から、問題意識の強さと行動力が顕著にあらわれていると感じました。
2つ目には、教授と学生の距離が近い点です。オンライン授業開始時間前にZoomに入室すると、教授の方から話しかけてくれることがかなり多かったです。さまざまな意見がクラス内で飛び交い、教授と生徒の壁が低いように感じました。多くの教授はきちんとした意見がなくても、何か伝えようとする姿勢を大切にしてくれ、「無駄な意見はないから」「小さな意見から議論を発展させることができる」と言っていました。
 

Q. 大変だったことは?

A. 論文の書き方を学ぶ英語の授業です。1学期の間で3つのテーマが提出され、それぞれ4回以上の添削指導を受け、ひたすら書き直すことをしました。要約だけでなく、根拠を述べながら一貫性をもったエッセイを書くのは難しかったのですが、クラスメイトと一緒にディスカッションしながら、方法を身につけられたと思います。
 

Q. どのくらい勉強するのか?

A. 1科目につき週に2〜3回の授業があるため、1科目にかける時間は日本の大学で学ぶ時と比べ2倍ほど増えました。浅い知識だけで終わらず深掘りできる点が魅力的であり、勉強の質が上がったように感じています。また、オンラインの時期に留学したため一人で作業することが多く、休みをしっかりとりながら、自分のペースを掴むことの重要性を認識しました。
 

Q. 英語の勉強法は?

A. 英語は幼稚園のころから親しんでいました。大学入学後の勉強方法としては、包括的に4技能に取り組んでいます。Readingは、英文の音読や毎日英字新聞を読んでいます。Listeningは、YouTubeやポッドキャストで英語を聞く機会を積極的につくっています。Speakingは、シャワー中などの隙間時間にListeningで覚えたセリフを思い出して一人プレゼンごっこをしています。Writingは、授業等で英作文を書く機会をとことん利用し「慣れ」を意識しています。特にSpeakingはテンプルの授業内でも多く求められることなので、自信がなければ、英語のフレーズを覚えて積極的にアウトプットしていくことが良いと思います。
 

Q. 履修したいと思っている学生へ向けて一言

A. テンプル大学で勉強するためにしておくことは特にないと思います。その代わり、新しい考えや方法を学ぶことができるので、両手を広げて「新しさ」を受け入れられるオープンマインドが効果的な学びにつながるのだと思います。
 

TUJとの認定留学・科目等履修について詳しくはこちら(国際交流センターウェブサイト)


FOLLOW US!
昭和女子大学の日々を発信中!
昭和女子大学 〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57
© Copyright 2003-2018 Showa Women's University All rights reserved.
© Copyright 2003-2018 Showa Women's University All rights reserved.