昭和学報

日本語日本文学科 オンライン学寮研修レポート

石井 七海(いしい ななみ)
人間文化学部日本語日本文学科3年

 
 昭和女子大学には、3泊4日の宿泊研修を通し、協調性・責任感・奉仕の精神などの社会性を養う独自のプログラム「学寮研修」の伝統がある。2つの学寮研修施設があり、今年度の人間文化学部日本語日本文学科の1・3年生は望秀海浜学寮(千葉県館山市)へ、2年生は東明学林(神奈川県大井町)に行く予定だったが、コロナウイルスの影響で、宿泊を見送った。初めてのオンライン開催になった学寮研修をレポートする。
 

1・3年生


 2020年11月4日、12月19日、日本語日本文学科の1年生・3年生合同オンライン学寮研修が行われた。

 

〇学科企画

 学寮研修には、学科企画という各学科特色溢れる企画があり、教員と運営委員の学生たちが企画を立て、当日の運営を担う。今回の学科企画は、「君に届け!ビブリオプロジェクト」。おすすめの本を、1・3年生合同の5人ほどの小グループで紹介し合い、そこで決まった代表者が30人ほどの中グループで紹介し、その中から、さらに代表者が1・3年生全体の約230人の前で発表した。
 

(紹介例 抜粋)

 
 ブレイクアウトルームで少人数に分かれプレゼンしたり、画面共有でPowerPointを使うなど、オンラインらしい学寮研修だった。
 

○運営委員長 3B 河野那奈子さん

 「今年の学寮はコロナウイルスの影響から、異例のオンラインでの開催となりました。直接顔合わせのできない状態で、運営委員長として全体の指揮をとることは難しく、思い悩むことも多々ありました。しかし、運営委員の仲間や先生方に支えられ、運営委員長として最後まで、走り続けることが出来ました。この経験は改めて私に、仲間の尊さを教えてくれました。今は他者とのつながりを持ちづらい状況ではありますが、そのような事態だからこそ気づけることも多いと思います。今回の学寮は、その気づきを得るきっかけとして、少しでも皆さんの中に何かを残してくれていればいいなと思います」
 

◎2年生

2年生は2020年12月2日、12月16日に学寮研修を行った。
 

○学科企画

 今回は、日本文化に関心のある留学生に向け、日本語日本文学科を紹介するという企画だった。
 ターゲットは、昭和女子大学に隣接するTUJ(テンプル大学ジャパンキャンパス)の日本語学科の学生だ。日文に入った理由、1年半学び今何に関心を持っているか、今後何を勉強したいか、日文の魅力、以上の4つを踏まえ音声入りのPowerPointを作成した。
 1日目は発表してグループごとに代表を決め、アドバイスをし合いブラッシュアップをした。2日目は各チームの代表が発表をし、ベスト3を決めた。実際にTUJの学生からもコメントをもらい、交流を持つことができた。また、今のご時世に必要とされるオンラインスキルやプレゼンテーションスキルを磨いた。2年生は、後期の最後にゼミ選択の時期となる。その前に、今までの学びを見つめ返す機会になった。
 
 まもなく年度が替わり、私は4年生になる。日本語日本文学科では4年次の学寮研修は希望制となっているので、今年で必修の学寮研修は終わりだった。最後の学寮研修がこのような形で行われたのは少し寂しい気持ちもあったが、3年間参加し続けられて良かったと思う。今回、初めての参加となった1年生や、2年生の後輩たちが伝統を引き継いでいってほしい。
 
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