昭和学報

今年度初、「対面」で文化研究講座を開催

記者紹介

安部 葉南
現代教養学科2年の学報委員。何かを発信する仕事に就きたいと思いこの学科に進学。最近の趣味は写真を撮ること。

**************

 10月8日、文化研究講座「三浦一馬&N響メンバーによる室内音楽 バンドネオン・シネマ」が、人見記念堂に学生を収容してコンサートを行う「対面」形式で開催された。2020年度に入って、対面による文化研究講座は初めてだ。当日は同時配信も行われ、遠隔地の学生は自宅から参加することができた。


文化講座が開講される人見記念講堂(創立者記念講堂)

昭和女子大学の文化講座とは

 昭和女子大学には、ミュージカルやクラシックコンサート・伝統芸能を鑑賞する「文化研究講座」のほか、様々なジャンルで活躍する方々の講演を聞く「女性教養講座」、各学科で開催される「特殊研究講座」の3通りがあり、総称して「文化講座」と呼ぶ。女性教養講座と文化研究講座は全学生を対象に、大学敷地内にある人見記念講堂(創立者記念講堂)でそれぞれ年間15講座ほど開設され、無料で受講できる。
 (2019年2月21日掲載 昭和学報「キャンパスで本物に出会える昭和女子大学の文化講座」)

文化研究講座の感染対策

 初の対面形式で行われた文化研究講座は、万全の感染対策のもとで行われた。入校前に検温があり、人見記念堂に入館したあとは手指消毒用のアルコールも設置されていた。プログラムは座席前に置いてあり、各自で取る形式になっている。


人見記念講堂に置かれたアルコール消毒とプログラム

 また、座席は1席ごとに空けて間隔をとり、ソーシャルディスタンスがしっかり確保されていた。

コロナ禍で初の文化研究講座を受講して

 まず「拍手の音が小さい」と感じた。これまでであれば、公演後、会場いっぱいに拍手の音が広がっていた。しかし、今回はソーシャルディスタンス確保のために参加できる学生数が減り、同時配信で受講している学生もいるため、会場内に学生が少なく、結果的に拍手の音が小さくなってしまった。演奏者に尊敬の意を示したいと思うが、どうしても例年の音量の拍手が送れなかったことを残念に思う。
 だが、感染防止対策によって、残念な思いだけをしたわけではない。前述の通り、ソーシャルディスタンス確保のために両隣の席が空いていた。そのため隣の人に気を遣うことなく、ゆったりと鑑賞することができた。ステージ以外の情報が自分の視野に入らないため、自分の世界にどっぷり浸かって公演を楽しめた。また、公演は、受講対象学生に向けて同時配信されていた。そのため家から学校が遠い学生も安心して受講することができただろう。今回の公演は、約500人が同時配信で鑑賞していたという。
 
 私はどんな形式であれ対面の文化研究講座が復活したことは大変嬉しかった。現代社会では様々なツールが発達しているため、様々な文化芸術をオンライン上で鑑賞することができる。しかし、オンライン上での鑑賞と会場での鑑賞は全く同じではない。会場周辺の雰囲気をはじめ、会場内の緊張感や演奏者の息遣いなど、対面式でしか楽しめないことも少ながらずある。
 約半年ぶりの対面形式の文化研究講座を受講して、改めて本物の芸術作品に触れる楽しさを感じた。新型コロナウイルスが収束し、何事もなく文化研究講座を受けられる日が待ち遠しい。

LINEで送る

FOLLOW US!
昭和女子大学の日々を発信中!
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
昭和女子大学 〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57
© Copyright 2003-2018 Showa Women's University All rights reserved.
© Copyright 2003-2018 Showa Women's University All rights reserved.