グローバル

海外協定大学への橋渡しを強化する昭和ボストン

 昭和女子大学には、30年以上の歴史ある海外キャンパス「昭和ボストン」があり、英語コミュニケーション学科をはじめすべての学科の学生にボストン留学の機会が設けられています。近年、ボストンから世界の協定校への留学への橋渡しに力を入れています。東京の世田谷キャンパスにテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)が移転したのを機に、これまで以上に協定校への学びをバックアップするため、昨年秋American College Readiness Track(ACRT)を設けました。
 長年昭和ボストンのカリキュラムディレクターとして、授業内容の向上と取り組んでいるジョン・マッカーシー准教授が昨年9月から、世田谷キャンパスで教えながらTUJとの連携強化を検討しています。マッカーシー准教授にACRT開設の狙いを聞きました。


ジョン・マッカーシー准教授

昭和ボストンから海外協定校に送り出す

 昭和ボストンは1988年に設置した海外キャンパスです。約16万平方メートルの広大な敷地に寮があり、早くから学科単位で留学をカリキュラムに組み込みました。


昭和ボストン

 現在は、国際学部英語コミュニケーション学科が半年または1年、グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科は半年間、昭和ボストンで学びます。国際学科も留学先として選択できるほか、すべての学科で希望者向け15週間の留学プログラムがあり、サマープログラムにも参加できます。
 マッカーシー准教授はバージニア大学卒、ボストン大学大学院で英語を母語としない人向けの英語教育で修士号を取得。1993年から昭和ボストンで教え、2007年からカリキュラムディレクターとして、授業の構成、内容、教育の質の向上などに取り組んできました。

TUJの高い水準に見合う力をつける

 新たにACRTを設置したきっかけは、昨年秋、TUJが、昭和女子大学のキャンパスに移転してきたことです。TUJとの間では、これまでも単位互換制度がありましたが、新たに、昭和女子大学で3年間、TUJで2年間、計5年間で両方の大学から学位を取得する「ダブルディグリー」が始まりました。同じキャンパスに通いながら日米2大学の学位を取得できる、他大学にはない学びのチャンスです。
 ACRTは、TUJとの連携を強化し、学生たちがボストンからTUJにスムーズに移行できるよう、積極的に支援することを目指しています。もちろん、TUJに限らず世界各地の協定校に認定留学する学生たちの力をつけることも目的です。
 特に力を入れたのが、ディスカッションとプレゼンテーションです。「アメリカの大学の授業では、ディスカッションが基本。しっかり発言し、自分の意見をはっきり示すためのスキルを磨くだけでなく、アメリカの学生は他人の発言中に平気で自分の意見をかぶせてくるので、どう対応するのか、といったことも含めて学ぶ」といいます。TUJの求める語学力の水準に見合うだけでなく、授業に最初から積極的に参加できる力をつけることを目指しています。現在は、英語コミュニケーション学科13人、国際学科1人が学んでいます。

積極的で前向きな昭和女子大生たち

 昭和ボストンは、昭和女子大学の学生たちがそろって日本から留学し、寮で生活をともにします。日本人同士での学びについて、長年、昭和女子大生を受け入れてきたマッカーシー准教授は「発音や文法の間違えやすいポイントが共通しているので、学生にとってより効果的に学べる」のがメリットだといいます。授業中は日本語を使わないよう、教員間で徹底し、習熟度別のクラス分けで細やかな指導を行っています。
 生活面では昭和ボストン独自のCollege Connection Program で周辺の大学と交流したり、週末はShowa Friendship Circleという地域の受け入れ家庭で家族として過ごしたり、Resident Assistantという現地の学生の寮監が一緒に寮で生活したり、日本人だけで閉じこもらない環境を用意しています。
 「最近の学生は以前に比べて積極的で、グローバルな環境で学び、卒業後もグローバルな仕事に就こうという意識が高い」と受け止めています。昭和ボストンは専任教員16人、兼任教員約25人の体制で、ボストン留学後にさらに英語でのコミュニケーション力を生かした進学、その先の就職をバックアップしていきます。

関連リンク

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