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昭和女子大生がラグビーワールドカップで貴重な体験

 アジア初のラグビーワールドカップが大きな成功を収めて閉幕しました。昭和女子大学には留学経験を生かして裏方として大会に関わった学生たちがいます。貴重な体験を聞きました。

「おもてなし」に携わって

 今回の大会では、日本にあまりなじみのない「ホスピタリティ」が各試合ごとに用意されていました。飲食がセットになったおもてなしシートのことで、高額ながら特別な思い出を残したい一般の人や、企業の接待用などとして海外では定着しているスポーツの楽しみ方です。
 世界各地に留学して語学力や外国人とのコミュニケーションを磨いている国際学部英語コミュニケーション学科、国際学科の学生たちが、国際交流センターや学科を通じて応募し、語学力試験などを受けて、「ホスピタリティ」の裏方を務めました。

留学で磨いた英語力を生かして

 英語コミュニケーション学科4年三浦千波さんは、出身高校(日本大学藤沢高校)でラグビー部を応援しており、米国ボストンとリトアニアへの留学で磨いた英語力が生かせることや、国際交流の現場に関わりたいという思いから応募しました。


アメリカ人上司と東大阪市花園ラグビー場で。右が三浦さん

 地方会場を担当するトラベルチームの一員として、東大阪市花園ラグビー場(大阪府)、釜石鵜住居復興スタジアム(岩手県)などで、大手カード会社のホスピタリティをアメリカ人上司と2人ペアになって運営にあたりました。試合会場の下見からホテルでのブース設営、ホテルと試合会場のゲストたちの送り迎えや、通訳、解説をしつつ、日本人ゲストの対応も任されました。

 釜石市で試合前日の下見の際、震災メモリアルパークで涙を流す海外からの観客の姿に、「単なるスポーツイベントではない大会の意義を感じた」といいます。また、市民やボランティアの温かく熱意のこもった歓迎ぶりにも感銘を受けました。
 アメリカ人上司と2人で出張期間を過ごしながら、日本の当たり前が海外の目からはユニークなことに気づいたといいます。さらに、決勝戦の試合終了後、様々なチームのファンが一つになって両チームの健闘を称える一体感に、「地球人としてのアイデンティティ」を感じたという三浦さん。
 世界中を飛び回り、仕事を心から楽しむアメリカ人上司の姿を見て、「社会人になることへの期待がもてた」といいます。今回の経験で得た、文化的背景のリサーチの重要性や臨機応変に動く力の大切さは、内定している就職先で生かしていきたいと話していました。

グローバルな現場で知った楽しむことの大切さ

 一方、国際学科4年の齋藤遥さんは、メイン会場である東京スタジアムと横浜国際競技場で、ゲストにチケットを渡し(写真下)、レセプションで歓迎する役割を担当しました。齋藤さんはスペインに1年間留学し、スペイン語は得意ですが「英語には自信がなかった」といいます。
 チケットブースで一緒だったイギリス人の英語が聞き取れず、「何回も聞き直した」ものの、「聞いて、話して、間違ってでも会話に入って」いくうちに、ほかのスコットランド、アメリカなど各国出身者とも「様々な英語」でのコミュニケーションを楽しめるようになっていきました。

 印象的だったのが、インフォメーションセンターと間違えて携帯の充電場所を聞かれたペアのイギリス人が、気安くその場で充電してあげたこと。「来た人を満足させるのがホスピタリティ」だと学び、「心が通い合って素敵だな」と感動したといいます。自身は、ウルグアイからの訪日客とスペイン語でおしゃべりを楽しみ、観客も、選手も、スタッフも、会場全体、「皆の笑顔」が忘れられない大会となりました。
 「心から相手に楽しんでもらいたいと思ったら、何よりも自分が楽しむことが大事。語学力ももちろん大切ですが、自分も楽しんでやろうという気持ちを持つことが大切」と気づく中、多彩な出身の人たちと溶け込み、「チームになれた」といいます。
 卒業後は人材会社に内定しており、「今回、自分をマネジメントしてくれた人のように、様々な国の人にもアプローチして人材の架け橋になりたい」と抱負を語りました。
 

 

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