昭和学報

【研究室訪問】プロジェクトを通じて企業や社会とつながる学び ー会計ファイナンス学科 小森亜紀子 専任講師 (現代ビジネス研究所 事務局長)

記者紹介

鹿倉 莉嘉
ビジネスデザイン学科1年。動物が好きです。
最近は中国ドラマにはまっている。

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――現代ビジネス研究所とは
2012年ビジネスデザイン学科開設と同時にできた研究所で、現役または退職された実務経験のある社会人が研究員として登録し、他では体験できないような社会人と協働するプロジェクトを実施しています。

――小森先生の主な活動は何ですか?
 研究員としてのプロジェクトとは別に教員主導で企業と協働して取り組むプロジェクト研究、研究セミナー・公開講座の実施、共同研究、教員と研究員の交流会など様々なプログラムを同時に担当しています。

――最近行ったプロジェクト研究を教えてください。
 京王電鉄と、井の頭沿線の価値創造を目的とする「はしご酒プロジェクト」と「駅茶女子茶道体験プロジェクト」を実施しています。企画を提案し、実現に結び付けながら、自分たちでSNSなどの媒体を利用してプロモーションも自分たちでやりました。
 そのほか、企画・マーケティング・商品開発し「ファーストブラ」を売り出したり、ダイエーと協業してスマートストアのテスト運用をしたり、徳島など各地の地域活性化プロジェクトも進行中です。

――知的障がいのある人との活動もしていると聞いています。
 昭和女子大学のフロアホッケーサークルの顧問です。2014年から親子でスポーツを楽しむ「うきうきクラブ」と一緒にプロジェクトとして活動していましたが、参加学生が増えて、2019年4月からサークルになりました。
 フロアホッケーは障がいのあるなし、性別、年齢にかかわらず、みんなで楽しめるスポーツで、学生に知的障がいのある人ともっと触れ合ってもらいたい、壁をなくしたいという思いから活動しています。
 知的障がいのある人とかかわるきっかけは、2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会「500万人トーチラン運営委員会」の委員を依頼されたことです。スペシャルオリンピックスとは何かを知りたくて、2002年東京で開催されたスペシャルオリンピックス夏季国内大会にボランティアとして参加しました。会場となった国立オリンピック記念青少年センターで、会場警備のボランティアをし、最初は知的障がいのある人とどう接するべきかとわからなかったのが、頑張る姿や純粋に生きようする姿を見て、自分よりも心がきれいで、限界を決めない生き方に圧倒されました。そこから自分にできることはないかと考えて、今の活動につながっています。

――普段の授業では何を教えているのですか。
 前期は「基礎ゼミ(ビジネスデザイン学科1年)」と「女性キャリア形成とビジネス(ビジネスデザイン学科・会計ファイナンス学科1年)」を担当しています。
 基礎ゼミは、3年生がTA(ティーチングアシスタント)としてアクティブラーニングに参加します。1年生と3年TAがお互い成長できるという特色があります。 
 また、女性のキャリア形成では、現役社会人を外部講師に招き、仕事やプライベート、ライフキャリアなどを学べます。授業では教員と学生、学生同士の双方向的な学びを重視しています。また毎回課題があり、授業終了時にはリアクションペーパーを書いて提出します。力作の課題や優れた内容のリアクションペーパーを授業で共有し、多様な考え方、リサーチ力、文章力について学生と一緒に考えるようにしています。
 後期は3・4年生対象で専門科目である「女性のための組織行動論」という授業をもっています。経営学、心理学、教育学、社会学的な見地から行動論を考察し、この授業では社会人基礎力を身に付けてもらいたいと思っています。毎回の授業で書籍2冊以上を読む課題があり、本で調べる楽しさを感じることが身に付くこと期待しています。

――講師をやるまでの経歴を教えてください。 
 大学生の時はテレビに出演していました。通っていた大学は厳しかったですが、体育会クラブ活動もしながら、ほぼ全ての授業に出席しました。卒業後はタレントを続けるよりも、普通に就職がしたいと考えていたところ、CMに出ていた資生堂から声がかかり、本社宣伝部に入社しました。
 その後専業主婦も経験したのですが、半年で自分には向いてないと感じ、働きたくて多くのアルバイトをしました。雑誌クラッシーのレギュラーになるなどモデルの仕事をしたのち、親族の会社の仕事服飾雑貨の輸入に関わりました。その後自分の会社を作り、一人で海外出張にしょっちゅう行くなど様々な経験を積んできました。子育てしながら働いていて、息子が大学に入学した時、新しいチャレンジをしようと決断し、昭和女子学大学院に入学し修士号・博士号を取得、現在に至ります。

――新入生へのメッセージをお願いします。
昭和女子大学では、学寮研修、留学、プロジェクトなど他の大学にはできないことがたくさん経験できます。実務経験のある教員が多く、学生と教員の距離がとても近いです。学び習慣を身に付けて、「入学してよかった」と思える学生生活を送ってください。

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