昭和学報

キャンパスで本物に出会える昭和女子大学の文化講座

記者紹介

山田 菜々子
群馬県出身 国際学科1年ドイツ語選択 趣味は寝ることで 特技はジェンガ。

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 昭和女子大学の大きな特色に、”女教”と”文研”がある。「女性教養講座」と「文化研究講座」の略で、前者は様々な分野で活躍する方たちの講演、後者はコンサートや古典芸能などの公演による文化講座のこと。いずれも平均月1回以上開催され、キャンパスで本物に触れることができる貴重な機会だ。今回は、その文化研究講座を担当する創立者記念講堂の武藤空男部長と、女性教養講座の担当である教学支援センター研究支援課の大久保英男主任に話を聞いた。

「一流」の演目を選定する文化研究講座


武藤空男部長

 毎年7月ごろ創立者記念講堂運営委員会において理事長、学長、学生部長、附属(小・中・高)の校長、附属の音楽の教員、大学の初等教育学科の教員、事務の職員が集まり、約15の演目を決定する。一部、差し替えや変更になる場合もあるが、9割はその会議で演目が決定される。
この会議を行う前段階である、演目の選出を武藤部長は担っている。様々なジャンルの演目が文化研究講座にはあるが、その全ての複数の音楽事務所を通し、日程や出演者の調整など交渉をしている。
 文化研究講座の演目を選ぶ基準として、「一流」ということを重要視していると武藤部長は語る。また文化研究講座には、かなり費用もかかっており、演目によってはマンションが買えるほどの費用がかかるものもあると話していた。

心に残る言葉に出会える女性教養講座


大久保英男主任

 文化研究講座との大きな違いは、推薦によって講師を決めている点だ。学生や教職員からの推薦を受けて、女性教養講座専門委員会にかける。そこで候補者を決定し、交渉に入る。必ず学生が推薦した人が入るようにしている。
 また、推薦した学生にコンタクトを取り、その学生が講師に手紙や電話など直接やりとりをする交渉のサポートをしている。もし決まれば、講義当日、推薦した学生は楽屋で講師の方と話すこともできる。
 講師の推薦は毎年7月頃にUPSHOWA(学内イントラネット)で募るほか、毎回の講演後に実施するアンケートでも、今後どのような講演を聴きたいか意見を募っているので、学生には積極的に推薦をして欲しいと大久保主任は話す。
 女性教養講座を行う意義について、「人見記念講堂(創立者記念講堂)という他の学校にはない素晴らしい施設を活かし、一流の人の講演を若い学生たちに聞いて欲しいという強い思いがある」と話す。タイトルだけみるととっつきにくいと思うこともあるかもしれないが、実際聞いてみると面白い、心に残る言葉があるという。学生には、「新たな視野を広げ、たくさんのことに興味を持って聞きにいってほしい、そして普段自分と関わりのない分野のものでも積極的に参加してほしい」と大久保主任は語る。

人見記念講堂(創立者記念講堂)

女教と文研から得られる財産

 私は2018年度の女性教養講座で衆院議員・小泉進次郎さんの話を聞いた。政治家は言葉が命で、その政治家である小泉さんから発せられる言葉は一つ一つ丁寧かつ心ろに響くものであった。
 また、文化研究講座では、ディズニーオンクラシックを聴いた。ディズニーが好きな私にとってはとても楽しい世界であった。万人が知っている美女と野獣、アラジンの歌から映画〈ヘラクレス〉の映像と共に演奏を聴いた。貴重な時間を過ごさせてもらった。
 今回取材をしてみて、文研も女教も決定をするまでにたくさんのプロセスを踏んでいることを知った。今この環境で一流の方々と触れ合える貴重な機会を大切にしていこうと改めて思った。
 2019年度からは従来有料だった文研が、女教と同じように無料になり、チケットも電子化される。どんどん変化を遂げていく文研と女教からますます目が離せない。

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