昭和学報

【在学生に聞く】昭和女子大学と中国・上海交通大学の両大学を同時に卒業

 昭和女子大学国際学部は海外留学が必修。米国・昭和ボストンを拠点に、様々な国や地域の海外協定校と交換留学プログラムを実践しています。なかでもユニークなのが、ダブルディグリー・プログラム。中国の名門校・上海交通大学や韓国の伝統校・ソウル女子大学とで学び(本学3年間・協定大学2年間)、5年間で留学先と本学の両方の学位が取得できる制度です。中国でのプログラムを修了して帰国した国際学科・加賀見依里さんに話を聞きました。

[プロフィール]
 現在、加賀見さんは22歳で大学5年生。ダブルディグリー・プログラムの2期生になる。附属校の高校3年生から大学で学べる五修生制度を利用して、上海交通大学で2年間、昭和女子大学に3年間通って今春両大学の学位を修得する見込みだ。

2年間の留学で深めた文化への理解

――ダブルディグリーをとろうと思ったきっかけは何ですか?
 英語よりも第二外国語である中国語を学びたいと思っていました。なぜ中国語なのかというと、中国の人口が多いから。留学するなら2年間かけて、言語のみではなく文化も深く学びたいと考えたからです。

――上海交通大学ではどのような勉強をしたのですか?
 グループワークが中心でした。特に韓国人が多かったのですが、世界各国から留学生が集まっていたので、様々な文化に触れることが出来ました。最初はついていけなかった中国語も、3か月経つとわかるようになっていきました。

上海交通大学内の図書館

上海交通大学の広場

――中国語はどのように習得したのですか?
 もともと中国語は全く話せませんでした。留学するためにはHSK(中国語検定)4級以上の習得が必須でした。そのため、昭和女子大学での最初の1年半は、中国語の勉強に費やしました。自分の時間を削って毎日中国語を勉強し、留学に備えました。留学してからも、寮や学校の友人と積極的に中国語で話したことが、中国語の上達に繋がったと思います。

留学生内でのハロウィンパーティ(右から3番目が加賀見さん)

――苦労した点はありますか?
 言葉の壁です。必死に自分の意見を言おうとしても、理解されず聞いてもらえないこともあり、もどかしい思いでした。でも、その中で、自分の弱点をみつけることもでき、それが自分の成長へと繋がりました。また、帰国後の就職活動では、まだダブルディグリーが認知されていないので、もっと知ってもらいたいと思いました。

――ダブルディグリーの魅力を教えてください。
 留学に2年間行けることです。1年目では気づくことの出来なかったことに、2年目で気づくこともあります。中国語が上達することもあって、中国のことをより好きになりました。また、2つの学位がとれることは魅力です。様々な苦労をしたからこそ、この上ない経験になり、2つの学位を持っていることが自分の強みにもなると思います。

日本語文学部の中国人との日本語大会

インタビューを終えて


 今回私達は加賀見さんにインタビューする中で、今まであまり知らなかった「ダブルディグリー」の魅力を深く知ることが出来た。異国の地で2年間の留学を経験し、本学との学位を合わせて2つの学位を取得できるということは、将来の可能性も広げることができると思った。ぜひ、これから入学してくる学生や、在校生にもダブルディグリーのことを深く知ってもらい、多くの学生が世界に羽ばたくきっかけとして、ダブルディグリー制度を利用してほしいと思う。
 またこのような経験を積んだ加賀見さんは、とても輝いていてかっこよかった。それは普通の大学生が経験できないことをしたという自信から生じるものだと思う。私たちも加賀見さんのように素敵な女性になるために、2年生前期のボストン留学を有意義なものにしたいと思う。

ダブルディグリー・プログラムとは
複数の国内外の大学が、単位互換制度を利用して、学生が一定の学習プログラムを修了すれば複数の学位を授与する制度のこと。昭和女子大学は、中国の国家重点大学である上海交通大学、韓国のソウル女子大学校のいずれかで2年間、本学で3年間学び、計5年間で2つの大学から学位を取得できます。そして2019年度から、米国ペンシルベニア州立テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)と国際学部国際学科・英語コミュニケーション学科とのダブルディグリー・プログラムが、新たにスタートします。
TUJとのダブルディグリー・プログラムの詳細についてはこちら

五修生とは
五修生制度とは、中高6年間の教育課程を5年間で修了し、6年生の1年間は、本校に籍を置きながら昭和女子大学で学ぶ制度です。
1年早く進学し、余裕を持って留学や専門分野の研究ができます。卒業時に海外協定大学の学位も取得できる5年間のダブルディグリー・プログラムの取得にも有利となります。

記者紹介

古林 真依(ふるばやし・まい)
千葉県出身。ビジネスデザイン学科1年。学報委員会に入ったきっかけは取材できることに魅力を感じたから。趣味は野球観戦と音楽鑑賞。

山田有瑠奈(やまだ・あるな)
栃木県宇都宮市出身。ビジネスデザイン学科一年。広告などのメディアの仕事に興味があり、学報委員会に入った。高校は野球部のマネージャーをしていたため、おにぎり作りが大得意。

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