昭和学報

【研究室訪問】将来役に立つのは、自信と経験―国際学科 寺島 政子 准教授

国際学部国際学科・寺島政子(てらしままさこ)准教授をご紹介したい。 国際学科は英語+1言語を基礎から学び、語学を活用して国際社会と多文化の理解を目指す。複言語として、中国語・韓国語・ベトナム語・ドイツ語・フランス語・スペイン語の講座が用意されている。寺島准教授はドイツ語の講義を担当している。

寺島准教授と学生

ドイツ語の授業

 主にドイツ語の文法を担当。「ドイツ語を学ぶ楽しさと身についた充実感を学生に体験してほしい」と話す。授業で「学生一人ひとりが一生懸命に取り組んで、ステップアップしていく様子を見ているのが楽しい」そうだ。日本では決してメジャーではない。しかし将来、何をしたいかによってドイツ語の必要性は変化する。「ドイツ人と結婚すれば役立つ」と微笑んだ。

寺島准教授の歴史

留学時の思い出の写真

 寺島准教授がドイツ語と出会ったのは大学1年生の時。ドイツ人と話したいという気持ちと歴史に興味があったのでドイツ語を選択したそうだ。筑波大学を卒業後、ドイツのフライブルク大学とスイスのチューリッヒ大学へ留学した。 1年半のドイツ留学はとても楽しかったと振り返る。日本語学科の授業で出会った友人とは今でも交流が続いている。
 スイスでの留学生活は2年間。同じドイツ語なのに大変苦労したという。たとえばドイツ語で「ありがとう」の「danke」はスイスでは「merciに」変わってしまう。奨学金延長のためにレポートを書くことに奮闘してのんびりできなかった。
 帰国後就職した翻訳事務所では、扱う書類が商業翻訳で全く関心のない原子力や車の翻訳を担当した。そこで、もう一度大学院でドイツ語とドイツ文学を学びたいと考え、大学院に進学した。そして、教職に就いた。

聴覚に障害のある学生との出会い

 知り合いの教員に勧められ、聴覚に障害のある学生にドイツ語を教えた。ドイツ語の発音はカタカナで表現しきれないので、教科書にカナをふらないように教えている。しかし、ボランティアが使うテキストには発音しやすいようにカナのルビをふった。独和辞典を片手に確認しながら作業したという。
 この体験がきっかけで、手話を習い始めた。外国語を教える教員として、教えている人たちの母語を学ぶことは基本だと考えている。その学生の母語である手話を学ぶことが基本だと考えたからだ。母語を理解しないと学生に教えるのは難しい。手話が通じた時は大変嬉しかったと語る。

ドイツ語を学ぶ学生へのメッセージ

  未来に何がおこるか、何が必要になるかは誰にも分りません。何を学んでも将来役立つのは、あるレベルまで到達した時の経験と自信です。外国語をあるレベルまで習得した経験は、将来役に立つと思います。ですから地道にドイツ語を学んでください。

入学を検討している高校生へのメッセージ

 若いエネルギーで未知のことに積極的にチャレンジしてください。昭和女子大学で待っています。

関連リンク

寺島 政子 准教授 研究業績
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