単位認定と成績評価

1単位の授業科目は、「45時間の学修を必要とする内容をもって構成することを標準とする」と国の法令(大学設置基準)と本学の学則で定めています。単位数を計算する場合、45分の授業を1時間相当の学修時間とみなしています。90分授業の講義科目で、1セメスターで2単位取得できる科目の例を示します。

  • (必要学修時間)45時間/1単位×2=90時間
  • (1セメスターの授業時間)2時間/1回×15回=30時間

2単位取得するためには、90時間の学修が必要となっているにもかかわらず、授業では30時間分の学修しか行っていません。

  • 90時間-30時間=60時間

この差の60時間分の学修は、授業時間以外の自主的な学修ということになります。この場合、単位取得には授業時間の2倍の自主的な学修が必要ということです。
この必要時間分の学修内容を修得できているかどうかは、試験によって判定されます。履修登録を行い、規定回数以上の授業に出席した授業科目について、試験を受験し合格すると単位が認定されます。また、授業科目以外に単位認定されるものもあります。

単位認定

履修登録を行った授業科目について、規程回数以上の授業に出席し、試験を受験し合格すると単位が認定されます。1単位の授業科目は45時間の学修内容が必要です。(1単位あたり標準必要授業時間・学則第13条)

成績評価

成績評価は平常成績および期末試験の2領域の総合判断とします。各科目の評価は平常点(授業への積極的な参加姿勢等の評価とレポート、作品、実技、実験等の評価を加味したもの)、試験点を合わせて100点満点とします。成績評価の具体的な方法については、シラバスに明記されています。結果は、次のように表し学生本人と保証人はUP SHOWAの成績照会から確認することができます。
評価基準
評価 評点 評価基準 合否 GP
100点~90点科目の到達すべき教育目標を十分に達成し、極めて優秀な成果をおさめている合格4.0
80点~89点科目の到達すべき教育目標を十分に達成している合格3.0
70点~79点科目の到達すべき教育目標を達成している合格2.0
60点~69点科目の到達すべき教育目標を最低限達成している合格1.0
不可59点~0点科目の到達すべき教育目標を達成していない不合格0.0
認定合否のみを判定する科目で合格合格
不認定合否のみを判定する科目で不合格不合格
聴講聴講願を提出し、聴講をした
未採点採点未了

GPA制度

GPA(グレード・ポイント・アベレージ)とは、履修した科目の成績を不合格科目も含めてポイント化(GP)し、平均値で表したもので国際的通用性のある成績評価指標として使われています。対象となるのは「認定・不認定」で評価する科目以外の全科目(「その他」科目も含む)で、本学以外で修得した科目を単位として認めた科目も含めます。各要件、規定、内規、奨学金等の基準に使用されます。GPAはUP SHOWAの成績照会から確認できます。

GPA
(Grade Point Average)算出方法

在学中あるいは卒業後の留学時にGPAが必要な場合に備えてGPA基準を設けています。

CAP制

(2021年度入学生から)
CAP(キャップ)制とは、1セメスターに履修できる単位数の上限を定めることで、単位実質化(1単位当たり必要な45時間の学修時間を確保)のため、授業外の予習・復習時間を確保し、学習効果を上げるために定めています。

全学の標準

1セメスター15~22単位
ただし、当該セメスターの直前のセメスターのGPAが2.5以上の者については、1セメスター24単位まで履修可能。
※通年科目等2セメスター以上履修が続く科目は単位を按分する。

対象外とする科目

  • 教職課程科目(「A.教育の基礎的理解に関する科目等」「中高他教科履修制度に関する科目」「小中隣接校種履修制度に関する科目」のみ)
  • 学芸員課程科目
  • 司書・司書教諭課程科目
  • 成績評価が「認定」である科目(文化講座、実践倫理、インターンシップ等)
  • 卒業論文等(卒業論文、卒業研究、卒業制作、卒業設計、卒業プロジェクト)
  • 編入学・転部等で単位認定された科目
  • (歴史文化学科のみ)転科学生は毎セメスター24単位を上限、留学予定の学生は帰国後毎セメスター25単位を上限とする。
  • (国際学科・ビジネスデザイン学科)ダブルディグリー希望者は上限25単位とする。
  • (英語コミュニケーション学科)ダブルディグリー希望者は上限28単位とする。
  • (福祉社会学科のみ)社会福祉士と保育士資格をダブルで取得を希望する学生は、保育士資格科目を対象外科目とし1セメスター28単位を上限とする。
  • (初等教育学科のみ)半期留学に行った学生は、帰国後翌年の同時期セメスターを、上限30単位とする。

単位互換制度

本学では以下の単位互換制度を設けています。
単位互換とは、他の大学(大学院含む)の指定された科目を本学の学生が履修した場合、修得した単位が本学の単位として認定される制度です。

三大学(国士舘大学、駒澤大学、昭和女子大学)考古学分野単位互換制度

当制度は、『三大学(国士舘大学、駒澤大学、昭和女子大学)大学院特別聴講生に関する協定』に基づき実施される単位互換制度で、考古学分野の授業履修を対象としています。

  1. 出願期間:各大学院が定める期間
  2. 受付窓口:教学支援センター教育支援課(1号館1階) 
  3. 対象者:国士舘大学大学院 人文科学研究科 人文科学専攻
        駒澤大学大学院 人文科学研究科 歴史学専攻 考古学コース
        昭和女子大学大学院 生活機構研究科生活文化研究専攻
        以上の大学に正規に在籍する大学院生
  4. 開講科目:各大学院が開講する考古学分野に係る科目
  5. 授業料:無料(教材費等必要な場合あり)

受講に伴う交通費および宿泊費は各自で負担することになります。
詳細な日程と募集に関しては、教学支援センター教育支援課窓口で確認してください。

青山学院大学大学院・昭和女子大学大学院 単位互換制度

当制度は、『青山学院大学大学院文学研究科日本文学・日本語専攻と昭和女子大学大学院文学研究科日本文学専攻及び文学言語学専攻との単位互換に関する協定』に基づき実施される単位互換制度で、日本文学分野の授業履修を対象としています。

  1. 出願期間:各大学院が定める期間
  2. 受付窓口:教学支援センター教育支援課(1号館1階)  
  3. 対象者:青山学院大学大学院 文学研究科 日本文学・日本語専攻
        昭和女子大学大学院 文学研究科日本文学専攻、文学言語学専攻
        以上の大学に正規に在籍する大学院生
  4. 開講科目:各大学院が開講する日本文学分野に係る科目
  5. 授業料:2単位あたり1,000円(その他、教材費等必要な場合あり)

受講に伴う交通費は各自で負担することになります。
詳細な日程と募集に関しては、教学支援センター教育支援課窓口で確認してください。

既修得単位の換算申請

詳細はこちらをご確認ください。
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