期末試験
試験は原則として前期、後期授業の最終週の1週間前又は最終週に実施します。学生はその学期に履修している全科目について受験しなければなりません。
不正行為について
試験や課題は、教育目標に対する到達度をみるものとして、公平かつ公正に行われなくてはなりません。そのため、本学では不正行為に対して厳格に対応します。
次の行為を不正行為とみなします。
試験における不正行為
- 試験監督者(監督補助者を含む)の指示に従わないこと。
- 解答用紙に自分以外の氏名・学籍番号を記入すること。
- 他の受験者の答案等を見たり答えを教わるなどすること。
- 他の受験者に答えを教えたり手助けをしたりすること。
- 配布された問題用紙を、許可なく試験室から持ち出すこと。
- 解答用紙を試験室から持ち出すこと。
- 解答時間開始前に問題用紙を開いたり解答を始めること。
- 持込の許可がされていない物を使用すること。また、持込の許可がされている物の貸し借りをすること。
- 解答時間の開始前と終了後に、筆記用具を持っていたり解答を続けること。
課題における不正行為
- 【ねつ造】存在しないデータや研究結果等を作成すること。
- 【改ざん】研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、データ、研究活動によって得られた結果等を真正でないものに加工すること。
- 【盗用】レポート・論文等の作成で、他人のアイディア、分析・解析方法、データ、研究結果、論文又は用語を当該者の了解又は適切な表示なく、自分の意見のように記載すること。
※
文献など公表された文章やデータには著作権があるため、文献などの文章を引用し利用する場合、自分の文章とは明確に区別して引用するのが守らなければならないルールになっている。インターネット上の文章やデータも著作権があるため、正しい引用の記載をせずにコピー&ペーストを行うことは明らかな盗用となるので注意すること。
処分
不正行為をした者に対しては、「昭和女子大学学生および昭和女子大学大学院学生の試験・課題における不正行為に関する規程」に基づき、当該期の全履修科目を履修取消とします。
- 2期以上にまたがる科目については当該期の履修を無効とし、1期履修を延期します。ただし科目によっては1期履修延期をせず履修取消となる場合があります。
- 文化講座の履修取消は行わず、当該期の出席を取消とします。
- 特に悪質な場合は「昭和女子大学学生および昭和女子大学大学院学生の懲戒に関する内規」に基づき懲戒対象となることがあります。
受験資格
以下にあげる項目に該当する学生には受験資格が与えられません。
- 履修登録をしていない者。
- 授業料等納入金を期日までに納入していない者。
- 受験する授業科目の欠席回数が4回(1セメスター15回授業の場合)を超える者。
- 本学発行の学生証を所持していない者。
- 所要時間を半分過ぎた遅刻者。
- その他受験資格に欠格があると認められた者。
追試験
期末試験を受験しなかった者に対し、願い出により追試験を実施します。授業担当教員に追試を願い出る旨承諾を得てから、追試験の申込を行ってください。手続き方法の詳細はUP SHOWAの公示を確認してください。
- 追試料金1科目5,000円(成績は試験点を0.7倍し、平常点を加えた点数を5段階で評価する)
- 理由は問わない(理由を証明する書類は必要なし)
- 申請のうえ許可されれば追試料金が無料となるもの(成績は試験点を1.0倍し、平常点を加えた点数を5段階で評価する)
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- 忌引き(会葬礼状など日付と関係の証明ができるものが必要)
- 電車の遅延(21分以上の遅延証明書が必要)
- 学外研修(教育実習等)
- 就職活動(会社の証明が必要。ただし、合同セミナーは対象外とする)
- 資格試験及び入学試験等(日時が明示された受験票が必要)
- その他やむを得ない場合(出席停止となる感染症罹患含む:理由を証明する書類とともに認められた公欠願が必要)
- 他の科目の試験と時間重複のため
再試験
受験の結果、評価が「不可」となった必修科目などは、次のセメスター以降に再履修をすることが基本です。しかし、カリキュラムの運用上、学科が必要と認めた科目については再試験を行います。対象となる科目は、学期当初に、学科から学生に提示されます。再試験に合格した場合、単位認定の最低評価(可)となります。
特別試験
卒業年次生に対する特別試験は、次の規定により実施します。
- 特別試験対象者は、卒業要件に満たない者のうち大学部局長会で承認を得た者、並びに資格取得単位に満たない者とする。
- 特別試験は2科目を限度とする。
- 特別試験対象科目は卒業する学期に履修した不可科目(欠席超過者、不認定科目〈不合格〉は除く)とする。
- 特別試験の料金は、1科目5,000円とする。
- 特別試験の結果は合否のいずれかとし、合格の場合の評価は「可」とする。
- 卒業要件に満たない者のうち特別試験で合格となった場合は、教務部長、学部長、副学長、学長の承認を得て卒業認定する。
- 9月期卒業の特別試験合格者については9月末日に学位記を授与する。卒業年月日も同日とする。
卒業論文
本学では、卒業論文・卒業研究等の単位修得を卒業要件に含めています。
卒業論文等の題目については、学科等の指示に従って選定してください。その後指導教員の承認を受け、「卒業論文提出届」を各学科が定めた期日までにクラスアドバイザーへ提出してください。なお、一度定めた題目の変更は原則として認められませんので選定の際は十分に検討してください。
履修登録は提出年度の前期に行い、削除(必修でない場合)の手続きは他の科目と同様となります。
論文作成にあたっては、努めて指導教員の指導を多く受け、その都度「卒業論文指導カード」を提出して、確認を受けてください。
提出について
- 提出日時:学科の指示に従うこと。
後期授業終了日の午後4時までのうち、学科が指定した日時。
前期(9月末)卒業見込学生の論文提出日時は、前期授業終了日午後4時までのうち、学科が指定した日時。
- 提出方法:学科の指示に従うこと。