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食事と運動の提案で生活習慣の改善をサポート スマイルプロジェクトー管理栄養学科

昭和女子大学生活科学部管理栄養学科・小西ゼミでは、4年前から「時間栄養学」に基づいた生活習慣改善の介入研究(スマイルプロジェクト)を行っています。この研究は、不規則な生活習慣で栄養や食べ物が偏りがちな若年女性に、「時間栄養学」に基づいた太りにくい生活リズムや食べ方、運動などを指導して、体組成や生活習慣の変化を検証することを目的としています。この背景には、標準体格であるにもかかわらず体脂肪率が高い(隠れ肥満)タイプの若年女性が意外と多いことがあげられます。
今年はBMI(体格指数)や体脂肪率など一定条件を満たした学生を募り、約50人が参加しています。
小西香苗准教授と、管理栄養学科4年 高橋佳那さん、水沼実優さん、中島麗生さん、管理栄3年 浜名茜さん、関戸穂香さんにお話を伺いました。

まずは歩数や運動量の見える化

1日の活動量を把握することは運動習慣の見直しに繋がります。ゼミでは活動量、歩数、睡眠状況の測定機能がついたスマートブレスレットに着目しました。

スマートブレスレットを全員が身につけてスマートフォンにデータを送り、毎日の歩数や歩行距離、消費カロリーや睡眠などを記録。同時に、毎日の食事と運動や体調などをレコーディングシートに記録します。また、体脂肪量や筋肉量などが測定できる体組成計を使って、自分の体の状態を定期的にチェックします。


左:スマートブレスレットとスマートフォンアプリ
右:体組成計

小西ゼミによる強力なサポート体制!

プログラムは全24週で、前半12週は積極的に支援を行う「積極的支援期」、後半は生活習慣が習慣化するための自己管理をサポートする「サポート期」に分かれます。計3回(ベースライン・12週・24週)のアセスメントを実施し、介入効果を検証します。
小西ゼミ4年生はそれぞれの得意分野を生かし、ピアサポーターとして教員とともに参加者一人一人をサポ―トします。ウィークリーでのリーフレット配布や運動指導のほか、LINEコミュニティや記録シートへのフィードバックなどで参加者のモチベーション維持に努めます。


左:運動指導の合間にポーズ
右:ピアサポートミーティングの様子

学生目線で、運動と栄養の知識をシェア

3年次に参加者としてプロジェクトに参加しているピアの4年生は、参加者として得た経験を活かして新たな試みを積極的に取り入れています。
筋トレ動画もその一つ。高橋さんは、自宅でも手軽に取り入れやすいスクワットや腹筋などを中心とした筋トレの動画を制作しました。動画は週替わりでLINEコミュニティを通じて参加者に配信されます。昨年より、学内のトレーニング室にて運動指導も行っていますが、さらに、運動指導に来れない学生も各自で時間をコントロールしながら、無理なく1日の生活に運動を取り入れることができるようにと、高橋さんらピアで動画を作成しました。
■ 運動指導動画URL

提供する情報にも参加者を飽きさせない工夫を凝らしました。水沼さんと中島さんは、リーフレットやレシピカード、食品データブックなどの紙媒体の制作を担当しています。週ごとに歩数平均を集計したり、特に成果が出た学生に日々の取り組みを取材しました。また、実際に学生が利用する機会の多い、コンビニやカフェで販売されている商品を例に挙げ、カロリーや栄養素などを写真付きで分かりやすいデータブックにまとめました。
大好きな「おやつ」も無理して我慢する必要はありません。電子レンジなどで簡単に調理でき、不足しがちな鉄分やカルシウムなど栄養素を効率よく摂取できるおやつをレシピカードにまとめました。材料や栄養価のほかにも、学生自身が実際に作ってみて、その調理過程で気が付いたことなども紹介。試食した学生たちにも低カロリーでも美味しいと好評です。


左:おやつレシピカード
右:ピアサポートミーティングにておやつの試食

12週間取り組んだ感想は・・・!?

ゼミ3年生の浜名さんと関戸さんは今年からプロジェクトに参加しています。階段を積極的に利用し、よく歩くようになったそう。また、部活やアルバイトで夜遅くなりそうなときには、夕食を2回に分けて食べる「分食」を実践!夕方におにぎりを食べて、夜は低カロリーで胃腸に負担のかからないおかずや果物で済ませることで、翌朝のお腹のだるさがなくなったそうです。

プロジェクトの総指揮を務める小西准教授によれば、中間評価までの12週間で、全体平均で介入前に比べると筋肉量(+0.4kg)が上がり、体脂肪量(-1.3kg)、体脂肪率(-1.9%)が減少する理想的な結果が得られたようです。
お互いの食事内容を公開したり、ウォーキングの際の景色をシェアしたり。前半ではLINEコミュニティによる支援が、参加者同士の情報共有とモチベーションUPに役立ちました。
後半(12~24週)は、身についた生活習慣を習慣化するためのサポートに取り組みます。
9月末の最終報告が楽しみです。

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