昭和学報

「今こそ知りたい!映像制作」で学んだ事前準備の大切さ

田丸 萌夕希
好きな言葉はご縁。美術館巡りが趣味。
 映像リテラシー向上のための講座「今こそ知りたい!映像制作」が9月2日、総合教育センターの主催によりオンラインで開かれた。11月の秋桜祭での映像コンテスト「みつけた!私の大学の魅力」と連動した企画で、2部構成で行われた。第1部では、最前線で活躍するプロデューサーの方から映像制作について講義形式で学んだ。第2部では学んだことを基に、大学の魅力を映像を駆使しどう発信するか意見を出し合った。

第1部「映像制作セミナー」

 講師は、本学の学園テーマソング「For Our Dreams」ミュージックビデオのプロデューサーである加藤雅士さん。ミュージックビデオ等を実例に、映像制作の過程や課題の抽出とその解決方法について話して頂いた。一部抜粋して紹介する。

「For Our Dreams」ミュージックビデオ(昭和女子大学公式YouTubeチャンネル)

〜映像制作のワークフロー〜

 映像を作る際には大きく分けて3つの過程が存在する。プリプロダクション(事前準備)、撮影、ポストプロダクション(編集作業)である。全て重要な作業になるが、この中で映像の完成度を最も左右するのがプリプロダクション(事前準備)だ。
 学園テーマソング「For Our Dreams」を例に挙げると、プリプロダクションに3か月以上の時間をかけている。なぜなら、事前準備で「コンセプト」や「伝えたい内容」が明文化されていなければ、映像に一貫性が失われ本当に伝えたいことが失われてしまうからだ。
 また、加藤さんは、映像制作の中でどうすれば一番視聴者に伝わるのか、視聴者の目線に立って考えることが重要だという。さらに、映像でしか伝わらないものと、映像では伝わりにくいものの区別が大切になると指摘した。

〜質疑応答〜

Q: より良い映像を創れるよう、アイデアの引き出しを増やすために日々心掛けていることはありますか?
A:他の人が作った映像や漫画をみることを心掛けています。全てが映像に活かされる訳ではないですが、「こういうのを撮ってみたい!」という気持ちが大切だと思います。
Q:”公序良俗”と”スリルのある面白い映像”は紙一重だと思います。そのバランスを取るためにはどうしたら良いですか?
A:「個人を傷つけていないか」に焦点を当てることでバランスを取るようにしています。

第二部「昭和ボストン」「文化研究講座」「三軒茶屋」の魅力について考える

 加藤さんによる講義後、学生はランダムに6グループに分かれ「昭和ボストン」「文化研究講座」「三軒茶屋」の魅力について話し合った。講義内容を踏まえた上で、どのようにその魅力を映像にして発信するか、グループごとに考えた。発表後には加藤さんからのフィードバックを頂き、映像コンテストに向けてのイメージを具体化することが出来た。

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