心理学専攻


国家資格「公認心理師」に対応を開始しました。最新の情報はこちらです。
社会のため、人びとのために力を発揮する。
心理学専攻では、修士課程を設置し、2つの講座があります。「臨床心理学講座」では、さまざまな現場で活躍する臨床心理の専門家をめざします。
「臨床心理学講座」は、日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院であり、修了すると実務経験免除で臨床心理士資格試験を受験することができます。また、平成30年度入学生からは、大学(学部)において、公認心理師法(平成27年法律第68号)第7条第1号及び第2号に規定する「心理学その他の公認心理師となるために必要な科目」の単位を取得したうえ、本大学院「臨床心理学講座」において、公認心理師法が規定する科目の単位をさらに取得することで、国家資格である公認心理師資格試験を受験することもできます。
「心理学講座」では、認知・学習、発達・教育、社会・産業、人格・臨床などの分野を幅広く学び、修了後は、研究者や公務員、企業での専門職をめざします。卒論を発展させて心理学の研究を続けようという人も多いのですが、大学での専門が心理学ではない人や、大学を卒業後しばらくして受験を思い立った人も多数入学し、課程を修了しています。心理学講座には社会人入試・外国人留学生入試もあります。
特色
教員スタッフが充実しており、幅広い研究テーマの指導を受けられます
心理学専攻には、認知、社会、発達、臨床等を専門分野とする12名の常勤教員がいます。教育相談、発達障害者支援、司法・矯正、産業、医療で現場経験を積んだ臨床心理士有資格者も6名含まれています。
臨床心理学講座は、「臨床心理士」と「公認心理師」2つの資格に対応します
臨床心理学講座は、「臨床心理士」の受験資格を得られる第一種指定大学院です。また、平成30年度からは、国家資格である「公認心理師」の受験資格にも対応したカリキュラムとなります。
臨床心理士養成は、理論と実践の両方が必要です。さまざまな技法や理論を学びつつ、個人スーパーヴィジョンで自分の特徴に気付き、心理臨床家としての態度を身につけます。また病院や学校、療育機関などの外部専門機関のご協力を得て、外部実習を1年次より実施します。2年間で2機関の外部実習を基本とし、うち1機関は必ず医療機関での実習を経験します。外部実習先は全員の分を大学院が確保しています。内部実習は、生活心理研究所の心理臨床相談室において行います。臨床心理士資格試験の本専攻出身者の合格率は、例年、全国平均を大きく上回っています。
さらに、平成30年度入学生から公認心理師養成にも対応するので、資格取得を目指す人は、「臨床心理士」に加えて「公認心理師」の取得が可能です。
心理学講座では、自分の問題意識に基づき専門的な研究に従事します
自分のテーマに即して、ていねいな研究指導を受けることができます。院生自身の疑問や着想を尊重し、それが学術的な業績としてまとまるように専門的な助言を行います。修了後は、研究で得たものを社会に還元していきます。
学生「研究テーマ」例として
- 過剰適応が心理的健康に及ぼす影響 ―「ひとりの時間」に注目して―
- 中学生の友人関係態度と学校生活満足度との関連
- 高機能広汎性発達障害児を育てることにおける保護者の心理的変容 ―特別支援教育実施後の学校連携に注目して―
- 乳幼児を持つ母親の被援助志向性と育児ストレスとの関連
- 心理的幸福感に日常的イベントおよび楽観性が及ぼす影響 ―日常的イベントの頻度および重要度に着目して―
専任教員紹介
今城 周造 教授 |
|
---|---|
鵜養 啓子 教授 |
|
島谷 まき子 教授 |
|
藤崎 春代 教授 |
|
古川 真人 教授 |
|
清水 裕 教授 |
|
田中 奈緒子 教授 |
|
藤島 喜嗣 教授 |
|
松澤 正子 教授 |
|
松永 しのぶ 教授 |
|
松野 隆則 教授 |
|
山﨑 洋史 教授 |
|